こんにちは。カピオンです。
以前、堀ちえみさんについて熱く(笑)語りましたが(詳しくは
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=992565891&owner_id=17278759&org_id=993171057から)、今回は俺が大好きなアイドル・歌手の一人である河合奈保子さんについてお話ししようと思います。これは絶対に亮が多くなるので2回の分けてお話します。今日は1985年ぐらいまでをお話ししようかと考えています。
まず、河合奈保子さんは1963年7月に大阪府大阪市住之江区に生まれまして、1980年に開催された「第1回ヒデキ(西城秀樹)の弟・妹募集オーディション」に出場しまして、総勢25000人以上の中からグランプリを勝ち取ります。その後、大阪から上京し、1980年6月に「大きな森の小さなお家」でデビューします。この年はアイドルにとっては当たり年で奈保子さんも後々ブレイクしていくことになります。同年にデビューした人に松田聖子さん、田原俊彦さん、柏原芳恵さん、岩崎良美さんなどがいます。特に柏原芳恵さんは同じ日にデビューしています。
ちなみにこのデビュー曲はそんなには売れません。
セカンドシングルの「ヤング・ボーイ」で初めて10万枚を超える売り上げを果たし、「ザ・ベストテン」にも1週だけですが初ランクインします。ちなみにオリコンは最高13位でまだ行きません。
サードシングル「愛してます」、翌年3月の「17才」も10万枚以上売るんですがオリコントップ10にはなかなか入れません。しかし、ファンは徐々に増えていきます。
ブレイクするきっかけとなったシングルは5枚目のシングル「スマイル・フォー・ミー」。この曲にてようやくトップ10に入り(最高4位)、後に出る「エスカレーション」に次ぐ売り上げとなった。この年の紅白に初出場するんですがこの曲をトップバッターで披露しています。
その次のシングル「ムーンライト・キッス」のキャンペーン中に「レッツゴーヤング」リハーサルで怪我をしてしまいます。でも、2ヶ月の療養を経て12月、テレビ番組で新曲「ラブレター」を歌い復帰します。この「ラブレター」ですが、売上は20万枚強で奈保子さんのシングルでは5番目に売れた曲なのですが、意外にもオリコントップ10には入ってません(最高11位)。アイドルでこのケースはかなり珍しいそうです。
1982年、8枚目のシングル「愛をください」で再びオリコントップ10にランクインします(最高7位)。この曲から87年リリースの「十六夜物語」まで20枚連続でトップ10にランクインされることになります。
次のシングル「夏のヒロイン」ではジャケットに初めて(唯一)水着姿を披露します。いわゆる「グラビアアイドル」の先駆けでもあるようです。
ちなみに1982年の紅白ではこの曲を披露しています。サンバにリズムに乗せたノリノリの曲であります。
次のシングル「けんかをやめて」は初めてのバラードを歌います。
現在では代表曲としてよく扱われます。懐メロ特集で奈保子さんが出る時はかなりの割合でこの曲です。竹内まりやさんが作詞作曲したことでも有名です。
次の「Invitation」も竹内まりやさんの提供曲です。
これがいかにも冬の雰囲気を醸し出していて、詞の古さがとても輝いている名曲です。
1983年、「ストロー・タッチの恋」をリリースしますがそこまで売れません(オリコントップ10はキープしますが)。それを倍返しにするかの如く次のシングル「エスカレーション」では約35万枚を売りあげ奈保子さんの最大のヒット曲となり、年間チャートでも25位と大健闘します。そして、この年の7月から88年まで彼女の誕生日に東京のよみうりランドにてバースデーライブを敢行しました。次の「UNバランス」でも前のシングルのエキゾチック路線を継ぎます。紅白でも披露されました。
1984年、この頃になって来るといわゆる82年組が台頭してきて徐々にアイドルとしての勢いがなくなってきます。
「疑問符」はとてもスローバラードな曲。これも20万枚近くを売り上げます。次は尾崎亜美さんの提供曲「微風のメロディー」ですが15万枚前後のとどまってしまいます。その次の「コントロール」も同じような枚数しかヒットしません。
さらに、この年の紅白出場曲となった「唇のプライバシー」も12万枚ほどの売り上げにとどまります。しかし、歌は着々と上手くなっているという印象は受けます。
この年の暮れに「北駅のソリチュード」は新しい路線の印象を受けましたね、自分の中では。
1985年、「ジェラス・トレイン」が最初にリリースされますが、ついに売り上げが10万枚を下回ります。この曲は奈保子さんの美声が聴ける曲だと俺は思っています。
そして、「デビュー~Fly Me To Love」で久しぶりに15万枚越えの売り上げをみせ、自身初のオリコン1位を記録します。なんだかアイドルっぽい曲の印象です。でも、個人的には奈保子さんはこの姿であってほしいですね。この曲の2曲目に入っている「MANHATTAN JOKE」はルパンの映画の主題歌にも起用され、奈保子さん自身もこの映画に出演します。
続いて出た「ラヴェンダー・リップス」では凄く温かい感じの曲を上手く歌い上げています。この頃から奈保子さんは新境地を探すべくいろんな曲に挑戦していきます。
それがはっきり出ているのが次のシングル「THROUGH THE WINDOW~月に降る雪~」です。この曲は実は外国人の方に作詞作曲をしています。詞は売野さんにより日本語の詞にしますが、ほぼ外国人による曲です。それでいて奈保子さんの曲にはほとんどないロック調の曲です。
で、この後も1年ほど模索してあるところにたどりつくんですが、それは次回に置いておきます。
それでは、この辺で。