さてさて、5,6月ぐらいからずっと続けてきた80年代ソングベスト200ですが、今回が最終回です。
今日はついに80年代ソングの中でトップの楽曲について語ろうと思います。
それは…、これです!!!!!
小林旭さんの「熱き心に」です。
旭さんは「マイトガイ」の名でよく知られておりますが、歌手としても相当有名ですね。
彼が俳優としてデビューしたのは今から53年前の1956年です。
まぁ、いわゆる大御所です。
その後、「ギターを持った渡り鳥」を始めとする渡り鳥シリーズや仁義なき戦いシリーズなど本当にたくさんの日活映画・東映映画に出演されました。
一方、音楽の方でも1958年に「女を忘れろ」でデビューしてから、「ギターを持った渡り鳥」、「アキラのダンチョネ節」、「自動車ショー歌」、「北帰行」、「昔の名前で出ています」などヒット曲をたくさん出しました。
この「熱き心に」は作曲した大瀧詠一さんのラブコールによって実現した曲で、阿久悠さん作詞で1985年にリリースされました。発売されるやいないやじわじわと売り上げを増して最終的には40万枚近く売り上げました。
ちなみに1986年の年間チャートにおいてもアイドル勢・バンド勢が上位で犇めき合う中なんと20位にランクインしてしまいます。演歌があまり評価されなかったこの年にヒットしたのはやっぱり凄いと思います。
この曲の何が素晴らしいかというと、まずは詞ですね。
この曲にしかない壮大さ、ダイナミックさ、そして四季を織り交ぜた詞は教科書に載ってもいいような詩だと俺はいつも思っています。
あと、メロディも大瀧さんだけあって素晴らしいです。
さらに、これを歌う小林旭さんの貫禄が凄く出ているような気がします。これを歌ってる当時は大体50歳ぐらいなんですが、この貫禄は本当に凄いです。
どの面をとっても素晴らしい「熱き心に」は名曲だと思います。
ということで、80年代ベスト200の第1位は小林旭さんの「熱き心に」でした。
今後もまた曲について語るので楽しみにしておいて下さい。
それでは。