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倉庫@mixi日記

mixi時代に書いていた日記の倉庫です

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曲について語る その34~「心の旅」チューリップ~


おはようございます。カピオンです。

今日もまたベスト200から脱線して、ある名曲を語ろうと思います。

それはこの曲です!!

写真

チューリップの「心の旅」です。
この曲は若い方でもご存知の方も多いのではないでしょうか。
まず、この曲は詞が最高にいいですね。特にサビはものすごい勢いで良いと思います。

「あぁ だから今夜だけは 君を抱いていたい
 あぁ 明日の今頃は 僕は汽車の中」

何か旅立って行くのが目の前に浮かんできます。
Aメロ、Bメロの詞もまた最高ですね。

「旅立つ僕の心を 知っていたのか
 遠く離れてしまえば 愛は終わるといった
 もしも許されるなら 眠りについた君を
 ポケットに詰め込んで そのまま連れ去りたい」

これは1番の歌詞ですが、これを声に出して読んでいると本当に詩人が書いたような詩を読んでいるようです。


この曲を作詞作曲したのはこのグループのボーカル・キーボード担当であり、リーダーの財津和夫さんなんですが、この曲のボーカルを取っているのは財津さんじゃないんですね、実は。
この曲から翌74年リリースの「銀の指環」までの3枚だけは姫野達也さんがボーカルを取っています。あの甘い歌声は財津さんではなく姫野さんだったんですね。
「心の旅」は1973年にリリースされた彼らの3枚目のシングルで、この曲によってチューリップが一気に有名になりました。オリコンでも1位を取り、この年の年間チャートでも7位に入る大ヒットを遂げます。
その後も「青春の影」('74)、「サボテンの花」('75)、「ブルー・スカイ」('77)など後世に残る名曲はたくさん出しているんですが(「青春の影」以降はすべて財津さんがメインボーカル)、どれもスマッシュヒットでトップ10には入っていないんです。これはけっこう意外だと思います。
で、「心の旅」の次にオリコンのトップ10に入るのは1979年にリリースされた「虹とスニーカーの頃」の6位までありません。しかも意外なことにチューリップとしてはこの2曲しかトップ10に入っていないんです(財津さんのソロ曲ならあります)。

現代音楽史の中での「チューリップ」というグループの存在はおそらく大きいと思われます。
彼らが先駆けと言われるものには、単独野外コンサート、遊園地でのコンサート(よみうりランド等)、大規模なステージセット、ライディング革命などがあります。
今のバンドとかが今でもやっているであろうことを始めたのは彼らとか先日再結成を発表したアリスというのがけっこう多いです。
そういう意味でもチューリップは凄いと思いますね。

メンバーは現在でもソロで音楽活動を続けているようである。


それでは、もうちょっとしたらサークルに行ってきます。


'09/3/21
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