昨日の大相撲春場所千秋楽のことを書こうと思います。
注目の対戦を何番かあげて話を進めます。
まずは、栃煌山と高見盛の一番。
この日、栃煌山は三賞の一つである技能賞を獲得してからの一番だったんで負けると「どないやねん!」という感じだったんですが、なんとか寄り切りで栃煌山が勝って11勝4敗で終えました。でも、高見盛も久々の2桁勝利だったんでよく頑張ってたと思いますよ。9日目で勝ち越したんですから。
続いて、豪栄道と垣添の一番。
前日までで7勝7敗の成績でご当地での勝ち越しを賭けた一番でした。垣添を上手投げで破り、見事ご当地での勝ち越しを決めました。他の兵庫県出身力士はどちらも負け越してしまいました。
稀勢の里と琴奨菊の一番も見ものでした。琴奨菊にとっては勝ち越しと殊勲賞が懸かった大事な一番でした。展開は終始琴奨菊のペースでした。稀勢の里も粘ったんですが、琴奨菊得意のがぶり寄りに屈してしまいました。琴奨菊は初の殊勲賞だったそうです。
最後はなんと言っても白鵬と朝青龍の一番。ファンの方はこの一番に期待していつも見てるわけです。二場所連続の相星決戦となった一番は白鵬の攻めてきたのを朝青龍が小手投げで破り幕内最高優勝を果たしました。今までにはない本当に苦労して勝ち取った優勝だったんで俺も少し同情しました。あと、朝青龍が口にした「わしは大阪が好きやで。ほんまに好きやで。毎度おおきに!」というのは嬉しかったですね。
今年の春場所を総括すると、横綱だけでなく平幕の力士も終盤まで優勝争いに絡んだことは評価できるものの、大関、関脇、小結勢が元気がなかったのが残念でしたね。西小結の豪風以外は勝ち越したのですが、みんな8勝7敗でした。ちょっと不甲斐ない成績ですね。もっと元気に相撲をして欲しいです。来場所も期待してます。
それでは、この記事はモーニング娘。の「女子かしまし物語3」を聞きながらお送りいたしました。
'08/3/24
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