こんにちは。カピオンです。
最近は講義ノートの執筆とかで忙しい毎日を過ごしています。
今日は約3週間半ぶりに曲について語りたいと思います。
本日は5位の曲です。
それは…、こちら!!
トップ10では2度目(通算では最多の3度目)の登場の原田知世さんが歌う「天国にいちばん近い島」です。
彼女の経緯的なことは7位のところで書いたのでそちらを参照下さい。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=957182612&owner_id=17278759
売れた後の話をもう少し突っ込んでしたいと思います。
前回は確か、「時をかける少女」で大ブレイクしてアカデミー新人賞を受賞したところまでお話したのでその続きから…。
ブレイクを果たした直後、ミュージカル「あしながおじさん」で主演を務めます。その主題歌だった「ダンデライオン~遅咲きのタンポポ~」は彼女が歌っています(あまり知られてない事実ですが)。
その後、1984年に映画「愛情物語」がヒットし主題歌も30万枚を超えるヒットになりました。
その次に封切られたのが「天国にいちばん近い島」です。

この作品は1966年に初版が発売された森村桂さんの同名の旅行記を元に大林監督が作ったものです。↑の本は映画化された1984年当時に発売された版で、古本屋で手に入れました。
原作と映画では少し違うところもありますが、そんなに違和感はなく観れます。実際にDVDを借りてきて鑑賞したんですが、本当に感動しますよ、これは。映画嫌いの俺がホロッとしちゃうんですから。所謂「名作」の域に入る映画です。是非観ることをお薦めします!
同名の曲の事については後に回すとして、翌年には「早春物語」もヒットしこの主題歌である「早春物語」で第36回NHK紅白歌合戦に初出場します。
87年に実姉で女優の原田貴和子さんと共に事務所から独立をし、「ショーンハラダ」を設立します。
その後の作品として「私をスキーに連れてって」などがあります。
現在でも女優業、歌手業を続け、近年はナレーションとしても活躍中である。
さて、前振りが長くなりましたが(笑)、ここからは曲の「天国にいちばん近い島」について…。
この曲がリリースされたのは1984年の10月に発売され映画のヒットと共に売れ、年を越しても売れ続け、30万枚近く売り上げました。
ちなみに、原田さんの楽曲でオリコンチャート1位を獲得したのはこの曲だけです。けっこう意外です。
曲としては、メロディーがもう満点です!!!
アイドルの曲としてはほぼ完成形だと思います。
こういう曲をしっかりと歌える知世さんは素晴らしいという賛辞を送るばかりです。
この曲の詞を書いたのは、中森明菜さんの「北ウイング」などでお馴染みの康珍化さんです。
この詞というのは、基本的に恋の物語なんですが、映画のタイトル通り異国での日本人の恋愛を描いていることがわかります。それが自然と入っていることがすごいと思いますね。
あと、知世さんの声は「時をかける少女」同様申し分ないし。
この曲はアイドル曲ではおそらく1番名曲だと思います。
ということで、次回は4位の曲について語るのでお楽しみに~!
'08/11/11