今の時代ってコンビニに行けばお菓子でも調理品でも何でも手に入ります。本当にそう思います。とても便利に思います。その便利さのウラには何が起きているか…。
それは、たぶんわかるかと思いますが偏食です。
大人の偏食は昔からありますが、近年は子供でも偏食が目立っています。
「生活習慣病」という疾患があるのは誰もがご存知だと思います。この疾患には旧名称がありました。それは「成人病」です。理由は大人にしかなりえなかった疾患だったからです。それが「食」の欧米化が始まり、未成年の人もなるようになり、名称が変わったわけです。それが今では10代ではおろか10歳未満の子供たちでもなる可能性があるわけです。
なぜか?
それは先ほど述べたように偏食を今の10代、10歳未満の子供たち(おもに高校生までの人)がこの10年ぐらいで普通にするようになったからです。
次の話を信じられますか?
・お母さんの作ったご飯をほとんど食べずにアイスクリームを食べていて、それが食の中心になっている2歳の幼児。
・食べ物には何でも(おひたし、ご飯、煮物など普通はかけない食べ物にも)マヨネーズをかける子供。
・トーストにマーガリンを一箱の半分塗る子供。
・野菜をまったく食べられない小・中学生。
・目の前におひたしや焼き魚を置いてあるのに、それを無視して別の料理(チャーハンとか)をお母さんに頼む小学生。
残念ながらすべて実際にあることなんです。
最初のと最後のはマジでビックリしましたね。
で、今って小学生がコンビニで自分のお菓子と晩御飯(菓子パンとか唐揚げとか…)を買う人も増えているそうです。
当時の年齢の俺ではまずあり得ない光景です。
お菓子は確かに食べますけど、ご飯にはなり得ませんよ、どう考えても。ご飯とみそ汁とおかずがあるのが普通ですよね。大人になったらなかなかそれを三食続けるのは難しいと思います。でも、何で子供たちがそんな風になるのかが良くわかりません。
とにかく、こういう状況は改善するべきです。
まずは、親から変わっていき、最終的には社会も変わるべきですね。
社会を変えるのは流石に至難の業ですけど。
まずは、自分で変えられるところは変えるべきだし、子供さんがそんなのだったら絶対改善を促すべきでしょうね。無理やりやっても構わないと思います。子供の健康にかかわることですから。
'08/11/7
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